需要開発推進運動の、事業の柱の一つである「公的施設へのLPガス機器の設置推進」活動を進めるにあたり、協会はこのほど鹿児島県知事へ要望書を提出した。今後、各支部がそれぞれの各自治体へ災害バルク等緊急時対応可能なLPガス機器等の導入・常設の働きかけを行うにあたり、まずは鹿児島県に対して本取り組みの趣旨・目的等を伝え、県施設への同機器等の導入設置方について検討いただくよう知事へ要望したもの。また今後、鹿児島県から各市町村自治体に対して本取り組み運動のPRや啓発指導をいただくよう、運動への側面的協力についても併せて要望を行った。
秋元会長から伊藤知事への要望書の手渡しは、去る11月5日県庁知事室で行われ、協会顧問である日高 滋県議会副議長
、危機管理局から総括危機管理監(兼)危機管理局長、同局危機管理防災課長、出納局から管財課長、知事秘書監らが立ち会った。
当日、限られた時間ではあったが、県当局に対し私ども協会の意向を十分に伝えることが出来、また、各要望に対する知事からの発言等対応に期待感も高まった。
なお、要望した事項は次の3点。
大地震等大災害発生時における緊急対応策として
- 県が管理する主要な施設等へ、災害対応バルクシステム等緊急時対応可能なLPガス機器等の導入・常設に向けた検討をいただきたい
- 県公用車配備の際に、LPG車も導入する方向で検討をいただきたい
- 併せて、県ご当局から県下各市町村自治体等に対して、同上機器等の導入・常設の必要性等についてPR・啓発指導をいただきたい