安心・安全・クリーンなエネルギー「LPガス」
鹿児島県LPガス協会

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LPガスの特性について教えてください。

2013/12/25

LPガスは「Liquefied Petroleum Gas」(液化石油ガス)の略称です。

LPガスには、都市ガス、工業用途などで使用されているブタンガスもありますが、家庭用で使われているのはプロパンなので、一般にはプロパンガスと呼ばれてきました。ほか、液化石油ガス、LP、LPG、LPガスとも言われますが、すべて同じガスです。

○性状

・常温では気体
LPガスは常温常圧下では気体ですが、常温で低い圧力(1Mpa以下)をかけることによって容易に液体になります。液体になる温度は、常圧下では-42℃(プロパン)です。

・空気より重い
LPガスは空気より1.5倍重く、下方にたまります(漏れたら、電気機器を使わず、戸や窓を大きく開けて外に出すようにしましょう)。なお、天然ガスは空気より軽いので上方に向かいます。

液化すると250分の1に縮小
LPガスは、液体にすると気体時の体積の約250分の1に縮小します。逆に、気化すると体積は250倍になります。(だから、小さな容器で大きなエネルギーが運べます)。

・ハイパワー
総発熱量は、1m3あたり100.4MJ(24,000Kcal)あり、天然ガス(都市ガス)に比べると約2.2倍と非常に高カロリーです。
また、天然ガスと同等にクリーンです。